いつもAOACをご愛顧いただきありがとうございます。
夏季休業期間中はご不便おかけしました。無事営業再開しております。
北インドでは40度以上の暑さが1か月以上(50度以上の時も)続き
滞在しておられた皆様は大変な暑さの中お過ごしになられたと思います。
7月に入り雨雲とたまの雨で、だいぶ過ごしやすくなりました。
近隣の農家では最初の雨と同時に稲の育苗が始まりました。
5月の新米は、暑い最中の収穫でしたがもちもちしていておいしいです♪
1年前のお米もかなり豊作だったため、まだまだ在庫があります。
まだまだ美味しくお召し上がりいただけます。
割引しましたので、ぜひこちらもお試しください!
7月の注文票(エクセル)はこちらからダウンロードしていただけます!
エクセルが使えない方のために、PDF版はこちらから。
<<お客様にお願い>>
注文票にご記入の上、下記のメールアドレスに添付でお送りください。
割引適用、送料などを確認し、お見積りをお送りします。
お支払い後、完了画面のスクリーンショットをメールにて
送信くださいますと、お支払いの確認と発送がスムーズにいきます。
Cooperative Bankのシステム上、携帯電話に通知もほぼなく、
オンラインでも確認できないため(泣)、大変お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
*住所欄に郵便番号(Pin Code)を忘れずにご記載ください。
今回もGmailのメールアドレスから送信しております。
aoac@ashaasia.org に送信しても返事が来ないことがありましたら、
aoacindia@gmail.com にメールをくださるようお願いいたします。
ジャンクやスパム・メールボックスに振り分けられていることも
多く見受けられますので、ご確認と設定をお願いします。
<今月のお知らせ!>
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- もちもち新米♪2024年5月収穫の合鴨日本米あきたこまち販売開始
- まだまだおいしい*2023年5月収穫日本米あきたこまち 豊作割引!
- 熟成完了!ひよこ豆の赤味噌販売再開
- お待たせしました☆乾燥ゴボウ(棒状カット)販売再開
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1. もちもち新米♪2024年5月収穫の合鴨日本米あきたこまち販売開始
夏季休業直前の5月中旬に収穫した新米が入荷しております。
合鴨農法で現地のベテラン農家が丁寧に栽培し、
猛暑の中収穫されてきたお米です。
暑い最中の収穫でしたが、お米はもちもちおいしいです。
農家の工夫と知恵の共有により、今回から猛暑でも極度の乾燥を防ぐ
乾燥方法をとっていますので、
以前より精米率もアップ、割れるお米も少なりました。
今回は生産調整のため、低農薬栽培米は生産しませんでしたが
当組合自慢の合鴨農法日本米あきたこまちの新米をご堪能ください!
2.まだまだおいしい*2023年5月収穫日本米あきたこまち 豊作割引!
昨年の5月に収穫した、合鴨・低農薬栽培日本米あきたこまちが
豊作だったため在庫にまだかなり余裕があります。
今日試食してみましたが、甘い香りも落ちておらず、
多少乾燥気味なので、1.2~1.3倍の水で浸水時間を30分以上にして炊くと
もちもち感が増します。
割引しておりますので、ぜひご利用ください!
3.熟成完了!ひよこ豆の赤味噌販売再開
ひよこ前の赤味噌の熟成が進み、赤味噌がようやく販売できるようになりました。
白味噌とはまた違った甘味と旨味、多少の酸味をお楽しみいただけます。
4.お待たせしました☆乾燥ゴボウ(棒状カット)販売再開
5月に収穫したゴボウを棒状にカットして乾燥した乾燥ゴボウです。
生ゴボウがたくさん売れるようになったため、
ここ1年生産が間に合っておりませんでしたが、
ようやく少量ですが生産できました。
在庫はあまりありませんので、必要な方はお早めにどうぞ!
***編集後記***
5-6月は久しぶりに帰国し、広島で有機農業をしている
友人家族のもとを初めて訪問しました。
再会は約20年ぶりで、昔と変わらない笑顔の友人夫婦に会いほっとしました。
彼らは15年前に小さな丘の上の築130年の家屋と農地を譲り受け就農し、
田んぼと野菜、しいたけ栽培、養鶏をとりいれ、有機農業で経営しています。
お米、有機野菜、しいたけ、卵、自家製の味噌などをセットにし、お便りを添えて、
消費者の方に配達、発送していました。
保育園や幼稚園とつながり、子どもたちに農薬のかかっていない
安全な有機野菜を食べさせたいお母さんたちに
彼らの農産物は喜ばれているようで、
インドでも様々な工夫をし、良い食材を求めている当組合のお客様と同じ願いを感じました。
また、お米は当組合と同じ合鴨農法で栽培していました。
お米の品種の話になった時、日本の気温がだんだん高くなってきているので、
お米の粒の中が白く濁るようになる高温障害がでてきてしまうため、
農家は暑さに強い品種のお米を求めるようになってきていると言っていました。
当組合でも暑い地域で栽培しているため、高温障害はずっと前からでていたものの、
日本でも高温障害がでるようになったということに驚きました。
高温障害がでると、糖が分解されてしまい、甘味が少なくなります。
問題解決のために、品種改良を怠らない日本の農業を背負う農家、
技術者、専門家の方達の努力で、日本のお米の生産の現場と
味が守られているのだと、改めて思いました。
話は変わりますが、当組合がオフィスや加工所を構える
プラヤグラージの継続教育学部(通称マキノスクール)では
毎年9か月間の「持続可能な農業・農村開発研修コース」を1970年代から行っており、
インド、ミャンマー、ネパール、日本などから学生が参加しています。
様々な背景の学生や職員が関わり合う中で異文化人間理解が進み、
有機農業、畜産、食品加工、栄養に関する座学もさながら、
圃場での有機農業を日々実践・実習して技術を習得できます。
また、農村社会問題や調査法、研修旅行、農村視察などの授業、
リーダーシップを成長させるための機会を設けられています。
巷では都市開発ばかりが中心話題になってしまいがちですが、
インドでも半数以上の6割の人は農村に住んでいます。
「農村を少しでもよいところにしたい」、
「様々な民族(部族)、カーストの人達が共存して平和を築きたい」、
「高い農業資材に依存して借金漬けにならずに本来の農業で農家さんが自立できるようにしたい」、
「健康と環境に安全な食べ物づくりのノウハウを農村で普及させたい」、
「村の失業している若者たちを活気づけるような起業したい」など、
様々な思いを持って各地からの学生たちは参加します。
今年は紛争・内紛が続いているミャンマーから2名、北東インドから3名の
研修生が入学しています。
研修運営資金がまだまだ足りないため、クラウドファンディングで集めています。
姉妹団体の農村女性の作った縫製品などのリターンもございますので、
ぜひご協力、周囲への拡散をよろしくお願いいたします。
それでは、7月の皆様のご健康、ご多幸をお祈りしております!