いつもAOACをご愛顧いただきありがとうございます。
雨期の季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
日本米の種は順調に農家で撒かれましたが、
雨が途絶え、気温が高くなり、苗が枯れてしまう時もあり
強い苗を育てるには自然と呼吸を合わせた世話がとても大変です。
それにも負けず8月は田植えのシーズン。
そして、かわいい鴨の雛を導入し、入水のためのトレーニングをします。
皆様においしいお米をお届けできるようにしていきたいと思います。
8月の注文票はこちらからダウンロードしていただけます!
また、エクセルが使えない方のために、PDF版もご用意させていただきました。
メールにて必要事項をお送りください。
<<お客様にお願い>>
注文票にご記入の上、下記のメールアドレスに添付でお送りください。
割引適用、送料などを確認し、お見積りをお送りします。
お支払い後、完了画面のスクリーンショットをメールにて
送信くださいますと、お支払いの確認と発送がスムーズにいきます。
お金が迷子になってしまうことがありますので、銀行への確認のため、
Reference No.が全記載された写真をお送りいただきますようお願いします。
Cooperative Bankのシステム上、携帯電話に通知もほぼなく、
オンラインでも確認できないため、大変お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
*住所欄に郵便番号(Pin Code)を忘れずにご記載ください。
今回もGmailのメールアドレスから送信しております。
aoac@ashaasia.org に送信しても返事が来ないことがありましたら、
aoacindia@gmail.com にメールをくださるようお願いいたします。
ジャンクやスパム・メールボックスに振り分けられていることも
多く見受けられますので、設定をお願いします。
<今月のお知らせ!>
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- 米酢・再登場!日本米を自然発酵させたまろやかなお酢です
- お米の分類の整理について
- 乾燥ゴボウ完売
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1. 米酢・再登場!日本米を自然発酵させたまろやかなお酢です
当組合の日本米を活かした、米酢ができあがりました。
市販の人工的なお酢とは異なり、
口当たりマイルドでフルーティー、自然の甘味があるお酢となりました。
実は7、8年前まで米酢を販売していたのですが、
一旦発酵に失敗してしまい、その後、なかなかうまくいきませんでしたが、
今回実験を重ねてようやく発酵が安定しました。
初回のこちらの米酢には、発酵を促すためにレーズンを数粒使用したため、
色が多少濃くなっていますが、レーズンから色が溶けたためと思われます。
初回の25リットル以降は、お米のみで発酵に挑戦しています。
250mlと700mlのボトルをご用意しております。
お勧めは、酢の物、酢漬け(きゅうり、にんじん、大根など)、ドレッシング、
南蛮漬けや酢飯などの調理にお使いいただくと、おいしくお召し上がりいただけます。
また、1杯のコップの水に一匙米酢を入れて毎日摂取することで、
血糖値のコントロール、整腸、ダイエット効果があると言われています。
(はちみつや黒砂糖を入れて甘味を加えるのもお勧めです)
栄養成分分析とラベルの印刷を経て
販売は8月7日からとさせていただきますので、
それ以前にご注文いただく方は、発送は8月7日以降になりますのでご了承ください。
いろいろとレシピをお試しいただき、フィードバックをくださると幸いです!
2.お米の分類の整理について
これまでお米の分類を収穫期ごとに細かく分類してまいりましたが、
管理が大変で煩雑であることと、
お客様からも選択肢がありすぎて複雑だとご意見をいただいておりましたので、
分類を以下のように整理いたしました。
・合鴨農法と低農薬栽培
・6か月までの新米と、それ以外のお米
いままでの分類に慣れておられたお客様には大変恐れ入りますが、
上記の分類にて、これまでよりも効率的に販売させていただきたいと思いますので、
何卒ご理解お願いいたします。
3.乾燥ゴボウ完売
7月にご案内させていただいた乾燥ゴボウですが、
早速完売となってしまいました。
入手できなかったお客様には大変申し訳ございません。
来年4,5月にはもっと多く収穫・製造するように努めたいと思います。
***編集後記***
今回、米酢がようやくできあがり、販売できるようになりほっとしています。
当組合の農村出身のスタッフも、インドの伝統的なお酢を家庭で作っています。
暑い最中の5,6月に、サトウキビやジャムンという青いベリーの果物をジュースにし、
そのまま蓋をして置いておくと、自然の酵母が糖を分解し、
2,3週間でアルコール発酵します。
そのアルコールをめがけて、今度は酢酸菌という菌がよってきて、
2,3か月かけてアルコールを酢酸に変える発酵をします。
農村ではこのように昔から特に酵母や菌を人間が加えなくても、
自然の土着の菌に活躍してもらい、健康に良く食卓を豊かにする食品を
作る知恵が代々伝えられています。
私たちの環境や体にとっても、菌は大切な生命の営みの一部です。
時に生命にとって危害を及ぼす菌でさえ、もっと大きな視点で見ると
何らかの役割を持っていると考えられます。
有機農業も土壌は菌や微生物と共にあることを土台にして、
それらを極力殺すことではなく、うまくつきあうことを前提にしています。
目に見えない菌の世界を学ぶことは
生命の大きな仕組みを学ぶことにもつながり、
私たちの日々の営みを、生かされている感謝と一緒に
見直すきっかけを与えてくれるのではないかと思います。
8月、雨期のよい雨が作物を豊かに育ててくれますように。
そして、インドで大変な生活を送られている皆様に
少しでも元気になれる食材をお届けできたらと願っております!