特定非営利活動法人アーシャ=アジアの農民と歩む会は、サムヒギンボトム農工科学大学継続教育学部における、プロジェクト対象地域での母乳育児支援や、栄養改善プログラムといった、農村の、特に幼児、子供たちの食環境について取り組んでいます。
農村においては伝統的に女性の社会参加は重視されてきませんでしたが、文化、伝統が農村においても急激に変質し始めています。それにつれて、多くの農村女性が自分の生活を改善していくことに意思を示し、継続教育学部の主導するプロジェクトに興味をしめしています。女性は家庭の現状を最もよく理解し、また子供の教育についても大きな影響を与えます。このような女性たちを相互自助組織の形成手法を用いて組織形成を促し、農村の中で女性の意思や発言力を高め、活力あふれる女性の社会的地位の向上を支援しています。