2023年9月の注文票を更新しました!

いつも当組合の商品をご愛顧いただきありがとうございます。

インド北部では洪水のニュースが入ってきていますが、

被害地帯にお住まいの方はご無事でしょうか。

当組合の事務所の近くにヤムナー川が通っており、まだ水位は大丈夫ですが、

昔から9月は洪水になりやすいこともあり、

今月いっぱいは気を抜くことができないなあ、と思います。

 

9月の注文票はこちらからダウンロードしていただけます!

AOACのホームぺージから最新の注文表をダウンロード

 

ご注文はエクセルの注文票をダウンロードいただき、下記のメールアドレスに添付でお送りください。

先月8月27~30日にサーバーのトラブルがあり、その期間メールを受け取れておりませんでした。

もしメールを送ってくださったのに返信がないようでしたらご一報ください。

aoac@ashaasia.org に送信しても返事が来ないことがありましたら、

aoacindia@gmail.com にメールをくださるようお願いいたします。

 

<<9月のお知らせ>>

今月は注文票の変更はございません。

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■AOACの味噌と醤油のおはなし

■モリンガパウダーとモリンガソルトのギフトパック考案中です

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■AOACの味噌と醤油のおはなし

今回はAOACで作られているお味噌がどうやってできてきたのか

簡単にお話しさせていただこうと思います。

 

15年ほど前のことです。AOACがまだ設立して間のないころ、

当初は地元にすでにある技術を用いて地元やインドの都市の消費者に

受け入れられるものを生産・加工・販売していました。

しかしインドのお菓子や、ジャム、漬物などは巷にあふれており、

組合を自立、継続運営していくには難しい状況でした。

そこで、組合の理事でもあり、日本のNPOアーシャ=アジアの農民と歩む会

副代表理事の三浦照男は、インドで働く日本人として注目したことがありました。

インドで日本食が食べたいけれど、味噌や醤油、米と持ち込むのには

重たいものばかり。

日本から持ってくるのは大変だから、インドで作れたらよいなあ。。。

そうだ、私たちの他にもそういった日本人の方々がインドにおられるだろうから、

組合で生産して、販売すれば、相互の利益になる、と。

 

そこで、ご友人で熊本で有機農業をされている高丸和彦さんが、

農家に先代から伝わる味噌を自家製で仕込んでおられたため、

技術専門家として現地で指導していただくことになりました。

高丸さんは、「熊本いのちと土を守る会」という地元密着の

小さな生活協同組合でもご活躍されてきました。

 

実は高丸さんの義母様は、農家出身で、戦後焼け野原となった日本の農業界に灯をかかげた、

三重県に拠点を置く全国愛農会(現在公益社団法人)の花嫁短期講座に参加し、

味噌と醤油の作り方を習得されたそうです。

その技術が、高丸さんによってAOACの農村出身の加工スタッフに指導され、

今でも引き継がれています。

上段左から2番目が三浦照男(組合理事)

3番目が高丸和彦さん(味噌・醤油づくり指導専門家)・2011年

 

味噌や醤油で一番大変なのは、麹造りです。

日本の発酵技術や菌のこと、発酵のことを加工スタッフに理解してもらうようになるのは

とても大変なことでした。

しかし、やはり農村出身の女性スタッフは、身体で感覚を覚え、

温度管理などのきめ細かいお世話をすることに秀でています。

今では麹づくりに失敗することはほぼなくなり、

ふわふわな菌糸を育て、おいしい味噌を仕込むことを続けています。

 

疲れている時に、一杯のお味噌汁ほど体を癒す食べ物はないのではないかと思います。

これは、私たち日本人だけではなく、インド人の知人達も言っていました。

 

ちなみにインドの方には、ニンニクやショウガ、唐辛子、油と共に味噌や醤油を料理すると、

結構いけるようです。(ラーメンスープの味の感覚ですね)

 

■モリンガパウダーとモリンガソルトのギフトパック考案中です

来月にはモリンガパウダーとモリンガソルトをセットにした

ギフトパックを発売予定です。

話題になるように、説明文書をつけたり、

姉妹団体のAVSSという農村女性主体のNGOが縫製する

ブロックプリントのインド綿の巾着にパックします。

インド原産であるモリンガで、日本の方にもインドの農村住民にも

健康改善に役立つために広めたいと思いますので、

新しいお土産としてぜひご利用ください!

 

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編集後記

8月に導入した鴨の雛は稲と共にぐんぐん成長しています。

田んぼの中を群れで泳ぎまわり、

葉や茎から汁を吸って枯らしてしまうウンカなどの害虫を稲から落とし食べ、

水面下では水かきをひたすらかき回して雑草を泥の中に埋めたり、

水を濁らせて雑草に光合成のための光がいかないようにしてくれます。

また、土をかき回すことで、根に酸素がいくことも、

稲の健康的な成長を促しているとのことです。

9月に入って数週間後は花が咲く時期となり、

そこで鴨の田んぼでの役割は終わりとなり、今度は魚と池で泳ぎます。

 

9月はG20サミットがインドで開催ですね!

月にロケットを飛ばしたり、最近インドの話題が世界のニュースでも尽きませんね。

そんなインドで様々な立場でご尽力されている皆様のご健康と活力が

当組合の食材を通して守られれば嬉しく思います。

 

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AOACマネージャー・川口景子

 

 

 

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