【現地報告】北インドの新型コロナウイルス感染


副代表理事 現地総責任者  三浦 照男

皆様には大変ご心配をいただきありがとうございます。
インドの新型コロナウイルス感染は、8月1日現在の感染者は169.6万人、死亡者36,511人となり、引き続き増え続けています。インド政府は、全土の活動制限を8月から一段と緩和し、夜間の外出禁止を撤廃する一方、感染者の多い区域では、地元当局が厳しい活動制限を続けます。検査能力の増強と病床を確保しながら、少しずつ経済の再開を進めていく構えです。最近は全国で1日40万~50万件の検査を実施しており、数週間以内に1日100万件に検査能力を引き上げると表明しました。
アーシャの現地拠点はサムヒギムボトム農工科学大学の施設内にあり、2020年度の事業を推進しています。現在も農村へのアクセスは厳しい状況は続いていますが、限られた機会を利用して農村活動を継続しています。
インド事務局長の川口景子が日本テレビのバンコク支局に取材を受け、農村部の感染状況や当会の活動状況、新型コロナウイルス感染症の予防対策などを説明しました。その内容は、7月9日早朝の番組などで放映されました。
「感染急増のインド…邦人女性が現状語る

新型コロナウイルス感染の一日も早い終息を祈っております。


【アーシャ会報:62号 2020年4月1日発行】より
「新型コロナウィルスに負けない」

アーシャ代表理事 母子保健専門家  三浦 孝子

いつも、「アーシャ=アジアの農民と歩む会」の活動にあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。このたびの新型コロナウイルスに罹患された皆様と、感染拡大により生活や休日の行事などに影響を受けられている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
中国武漢から世界中に拡がってしまった新型コロナウィルス感染症は予測の域を遥かに超え、とうとうWHOもパンデミックと宣言するに至りました。インドは1月末から2月初め、中国帰りの3名が陽性、その後全員回復。水際作戦が功を奏しているように見えました。しかし、3月、観光シーズンに入り欧米からのツアー、中東からの帰国者など報告数が増えて、3月16日現在、感染114名(死者2名、回復者13名)、ここウッタルプラデシュ州(人口約2億3千万人)は感染者13名、回復者4名。保健省からの通達で集会や映画館、学校は休みになっており、アーシャ・インド事務所のある、サムヒギムボトム農工科学大学も閑散として、とても静かです。   ・・・続きを読む

「インドと日本を幸せにするモリンガの環」

北海道情報大学医療情報学部 准教授 母子保健専門家  奥村 昌子

アーシャ会員の方にはすでにお馴染み「モリンガパウダー」。皆さんはもうお試しになりましたか。モリンガは家庭菜園でも栽培ができるため、インド農村部の母子保健プロジェクトの一環として、妊婦さん、子どもたちの栄養改善のために用いられてきました。モリンガ葉はカレーにしたり、粉末はスイーツにしたりと、インドではモリンガを日常的に料理に使われています。今年度からは、ヘルスボランティアの女性たちがモリンガ栽培を本格的にスタートさせ、モリンガを乾燥させてから粉末にする「モリンガパウダー」の生産、販売をしています。私はモリンガをアーシャのプロジェクトを通して知りました。Googleトレンドで「Moringa」をみてみると、世界では2012年頃からじわじわと検索されるようになってきたようです。そして、2018年ごろには、「スーパーフード」として、特に海外のメディアで、モリンガの記事が頻出するようになりました。今では、お茶やパウダー、錠剤などモリンガを使った食品や化粧品などがたくさん出回っています。今回は、このモリンガについて、会員の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。   ・・・続きを読む

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