持続可能な農業・農村開発コース
Special Course in Sustainable Agriculture and Development (SCSAD)

アーシャ=アジアの農民と歩む会が支援しているマキノスクール(Makino School of Continuing and Non-Formal Education:MSCNE)では、毎年7月から翌年3月までの約9か月間、インド国内、ミャンマー、ネパールなどの周辺国から草の根で農村開発に従事する青年を対象に、農業・農村開発コースの研修を実施しています。
インド国内、周辺各国から来た学生との共同生活、実習、講義、見学旅行などを通して、持続可能な開発や農業・農村開発について学習します。 様々な経験を通して共に考え、学びましょう!!

【コースの目的】
農村の草の根レベルで持続可能な農業・農村開発に従事する献身的な農村リーダー、NGOワーカーを育成すること。

【コースの基本方針】
本コースは、上記に述べた目的のもと、以下の2つの専攻に分かれています。

1) 持続可能な農業専攻・・・有機農業を軸とした、野菜・作物栽培、小規模畜産、マーケティングなどを中心に知識・技術を学ぶ。

(持続可能な農業専攻カリキュラム)
有機農業/土壌/植物防疫法/稲作/栽培養魚/養鶏/園芸など(以上すべて座学)/農業実習(作物・野菜の栽培/炭作り/木酢液作り/農業微生物/自然害虫除去)/個人プロジェクト/その他

2) 農村開発専攻・・・農村生活改善の為に必要な、栄養、農村保健、食品加工、および収入向上などを中心に知識・技術を学ぶ。

(農村開発専攻カリキュラム)
食品加工(小麦粉・食肉・野菜・果実・大豆加工/瓶詰め/パッキング/食品保存)/農村保健/健康調理/家庭菜園/協同組合ショップ運営補助/農村調査/その他(裁縫技術基礎など)

以下のカリキュラムはいずれの専攻でも共通して行います。
座学
有機農業/小規模自然畜産/開発論/農村プロジェクト運営/協同組合マネジメント/その他(コンピューター・英語など)

実習
基礎的な有機農業技術/キノコ栽培/自然養鶏/卵の孵化/農村収入向上プロジェクト(石鹸作り/スクリーン印刷)/商品開発

特別カリキュラム
農村ステイ・調査/NGO・施設見学/スタディツアー/特別イベント運営・参加(スポーツデイ/収穫感謝祭/国際交流)

個々の総合的成長を促す学び
リーダシップ/キリスト教理解/イベント主催・参加/責任やアカウンタビリティを身に付ける/共同生活を通して学びを得る

【コース期間】
● 本コース 2025年 7月 7日 ~ 2026年 3月20日
● 特別英語集中講義 2025年 6月23日から2週間程度
※既に、英会話ができる人はこの講義は 必要ではありません。

【コース費用】

● 2025年度のコース費用は、750,000円です。
● コース費用には、寮費、一日3食分の食費、授業料、特別英語集中講義費用、入学金、インド国内旅費(空港送迎)、インド国内研修旅行費用などが含まれます。
● 日本~インド間の往復航空費、ビザ取得費、海外旅行保険、小遣いなどは自己負担となります。

コースの詳細はこちらをご覧ください SCSADパンフレット

【応募方法】
● 入学願書および、その他の提出必要書類を2024年 12月31日までに提出してください。
入学願書(日本人向け,  Word)
APPLICATION FORM (For Foreigner,  Word)

● 入学願書はMicrosoft WordかPDF形式で記入のうえ、メールアドレスrecruitment@ashaasia.orgに送付してください。
● 合格通知を受け取った方は、2025年 3月31日までに所定の口座に全額を振り込んでいただきます。

【応募資格】
● 入学時に満18歳~45歳で、国際協力、農村開発に興味がある高卒以上の男女
● 学生の場合、1年間を休学できる者
● 英語やヒンディ語を学ぶ意欲のある者
● 文化の異なる人たちと共同生活をする意思のある者
● 講義のみならず実習、農作業に積極的な人
● 心身ともに健康な者

皆様には、ぜひご参加いただきたく、お申込みお待ちしています。

お問い合わせ・入学願書の提出は下記までお願いいたします。
現地お問い合わせ先:recruitment@ashaasia.org
国内お問合せ先:info.jp@ashaasia.org