5.モリンガ事業(味の素,2021年4月~2022年3月) 代表理事 三浦 孝子
- 幼児を持つ女性の栄養への意識が高まり、家庭の食生活が向上し、幼児の栄養状態が改善することを目標とし、女性がモリンガを栽培し、家庭の料理に取り入れるよう指導しました。また、日本で販売することで、北インドと日本を繋ぐ食を通した栄養改善を目指しました。
- 保健ボランティアは、マキノスクールの圃場でモリンガと、間作として野菜や大豆を植えて食すことを学びました。SPGメンバーもマキノスクールで勉強しました。村では大きな畑は作れず、田んぼの脇や空き地にもモリンガを植えました。保健ボランティアはモリンガや豆腐の直接を販売も学びました。
- 村の子ども(2~5歳)の身体測定を行うと半数が発育阻害(年齢に比して背が低い)、慢性栄養不良でした。毎月、モリンガパウダーを配り、食事に取り入れるように指導しました。
- 村によってはモリンガを忌嫌うところがあります。成長が早いので家族の生気を取ってしまう不吉な木として不幸があると切ってしまいます。一方で、薬以上の価値があることも知られています。
- 保健ボランティアは、家族の協力を得てマキノスクールまで通っています。活動を継続する彼女たちにと家族に感謝しています。